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ガラスとは、主にケイ素と酸素から成り立っている物質で、分子が規則正しく整列している「結晶質」とは違い、分子がランダムに配置されている「非晶質」という性質を持っていることから、液体に非常に近い固体「アモルファス(非晶質)固体」と呼ばれています。どうしてそのような性質を持っているかは未だ解明されておらず、物理科学上の大いなる謎とされています。ガラスは、透明性、耐熱性、耐水性、機械的強さ、化学薬品に対する強さ、成形加工の容易さとさまざまな性能を持ち、私たちが日常で使うものはもちろん、医療機器や電子機器、宇宙船の素材に至るまで幅広く活用されています。
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高橋 功 教授