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有機合成とは、有機物を人工的に作る手法のことです。 有機物とは生命の有るものが作り出す物質のことで、逆に鉱物など生命の無いものが作り出す物質のことを無機物と言います。人の尿に含まれていた尿素という有機物を、1828年に初めて無機物質からの人工合成に成功したことで、有機物が人工的に作れる物であることがわかり、有機合成が広く学問として成長してきました。有機合成で生まれた身近なものに、ナイロンやプラスチック、液晶などが挙げられます。また、DNAやタンパク質も有機合成から作ることができ、医療や環境問題に至るまで、幅広い分野で新しい反応の開発が期待されています。
学べる関学の学部・学科
DEPARTMENT学べる研究室
LABORATORY理学部 化学科
先端有機合成反応化学研究室
倉橋 拓也 教授
新しい発想に基づく有機合成反応の開発に取り組み、新現象を見いだすことに挑んでいます。また、見いだした新現象の理解と解釈に取り組みます。
教員紹介ページへ理学部 化学科
有機反応・プロセス化学研究室
田辺 陽 教授
理学部 化学科
有機化学研究室
村上 慧 准教授
生命環境学部 環境応用化学科
触媒有機反応化学研究室
白川英二 教授
生命環境学部 環境応用化学科
機能有機化学研究室
羽村季之 教授
生命環境学部 環境応用化学科
機能性高分子合成化学研究室
森崎泰弘 教授