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金属錯体

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金属錯体とは、分子の中心に金属、金属イオンが存在し、それを取り囲むように非共有電子対を持つ配位子と呼ばれるものからなる化合物です。身近なところでは人間の血液の色の原因であるヘモグロビンが挙げられ、ヘモグロビンはヘムという有機物が鉄イオンと結合してできています。金属錯体は、有機化合物・無機化合物のどちらとも異なる多くの性質を持ち、その研究は盛んに行われています。有機化学の分野では化学反応を制御または促進させる触媒として非常によく用いられ、医療の分野では、DNAに強く配位することから抗がん剤への応用が行われ、多様ながんに有効な治療薬の開発が進められています。

DEPARTMENT
LABORATORY
理学部 化学科

多元ナノ化学研究室

田中大輔 准教授

最先端のナノテクノロジーの手法を駆使して分子を自在に操り、革新的な材料を開発。次世代エレクトロニクスへの応用や環境エネルギー問題の解決をめざしたナノ材料を合成します。

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生命環境学部 環境応用化学科

光機能性金属錯体研究室

加藤昌子 教授

発色や触媒活性の中心となる金属錯体をターゲットに、三次元構造を精密に制御して、環境や刺激に応じて色が変わる金属錯体の開発と原理の解明に取り組みます。

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KEYWORD
RESEARCH

ソフトクリスタル 刺激に応答 発色さまざま。

加藤 昌子 教授

生命環境学部 環境応用化学科

加藤 昌子 教授